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「マルチコア」チェックについて (Painter12)

Painter12で新設された「マルチコア」チェック。
マルチコアCPUに対応となり、ブラシコントロール内でチェックのオンオフ(使用するかどうか?)が出来るようになっています。
我が家の12では、マルチコアにも関わらず、オンにした方がCPUを使うブラシがあって、気になっていました。
先日、拝見した輝竜司様のブログ記事内の「Painter12のヒアリングで教えて頂いた仕様周りやバグアレコレ」で、このお話が出ていて非常に参考になりましたので、紹介させていただきます。
こちらの記事によると、「マルチコア」チェックが効果を発揮するブラシとしないブラシがあるとのことでした。
古いタイプのブラシなどは、チェックを入れても効果が出ないものがあるとのことです。

我が家の場合、ブラシコントロール内の「描点の種類」で「エアブラシ系」「レンダー」「リキッドインク系」新設の「リアル水彩」「リアルウェットオイル」を選択したブラシでは、オンオフによるCPU使用率の違いはあまりなく、つけた方がよい(或いは、つけても問題ない)ような感じです。
が、これ以外のものについては「オン」にすると逆にCPU使用率が極端に跳ね上がってしまいました。(オフ時3~10程度でも、オンにすると80~100%にまで跳ね上がります)
使用感も、チェックによってそれほど違う感じはないので、逆に負荷のかからない「オフ」で使用した方が良いのではないかと思われます。
これら効果のないブラシについては、負荷がかかる場合外した方が良いかどうかの公式の見解は日本語でのものがないので、なんとも言えませんが、当面はオフがベターかなぁと思っています。

という訳で、使用しているPCにもよるかもしれないので、「マルチコア」のオン/オフを使用前に「CPU使用率」チェックをお奨めします。

使った方がよいかどうかの基準があるのならば、デフォルトのブラシではオン/オフを正しく設定しておいて欲しかったなぁと思ったりするのですが…。
(ほとんどのブラシが「オン」になっていると、いちいちオフにするのは面倒です…)