WEB用のボタンやイラストを作成するなど、背景が透明な状態のGIF画像保存は使用頻度が割合高いと思うのですが、ペインターで保存する場合は、保存時に選択範囲を指定するなど注意が必要です。
透明のGIF画像を作る際には、レイヤーを使って作業を進めていきます。
もちろん、レイヤーを使わずにキャンバス上のみでの作業も可能ですが、背景を切り抜くことを考えると最初からレイヤーを使って作業をする方が効率も良いので出来ればこちらをお勧めします。
では、以下に作業手順を…。(以下の画像は全て画像の一部分のみを表示させています。クリックすると元画像が表示されますので、確認したい画像はクリックして元画像で確認して下さい。
→ 

これで、通常のレイヤーと同じ状態になりました。(アイコンの形が
レイヤーパレット下部のアイコンから「ダイナミックプラグイン」を押して、この中から「勾配」をクリックします。
設定値はオプションウィンドウ内の左上に表示される図と実際の画面のプレビュー(数値を変更すると自動的に画像も変更するので、雰囲気を見ながら)を参考に設定していきます。
「勾配」では、こういったボタンの他にお皿のような形なども出来ますので、設定を色々変えて、試してみて下さい。
→
→

この場合は、GIF保存をする前にキャンバスを背景色にしたい色で塗りつぶした上でサブカラーにその背景色を指定しておく必要があります。では、次ページで保存結果と多少の補足、それからPainter 11から、読み込み保存出来るようになったPNG形式についてです。