4.着物の模様について

さて次は、着物にいきます。
たいていの場合、柄はクローンを使って行なうのですが、今回は着物の縦縞という事で、自作しました。
描いた部分は縞の部分と、地色の部分の2枚のレイヤーです(下図参照)。
地色の部分は肌などと同様に、水彩で仕上げています。
縞のところはベタ筆で、線だけを入れていきます。
この2枚のレイヤーをそれぞれコピーして計4枚のレイヤーを作ります。
これらのレイヤーを、それぞれ下から、地色(フィルター100%)、柄(乗算35%)、柄(輝度25%)、地色(モノクロ/カラー変換45%)
(但し、カッコ内は、合成方法と、レイヤーの不透明度)の順番で重ねます。


結果は↓図のようになります。帯は、気に入った地紋データをコピーしてきて貼り付け(特にクローンでする必要も感じなかったので)水彩筆で影部分を描いていきます。
後は、小物や傘を同様に水彩筆で塗って人物の完成です。

5.雨を降らせる

背景の部分はアジサイの写真と、ちょっぴり和風らしい竹やぶのような写真を合成してかなりぼかしてみました。
傘に落ちる水滴は、新規レイヤーを作成して、「透明度を維持」のチェックを外した後で、適当にベタ塗りの筆で丸く水滴を描きます。
その後、水滴の中を消しゴムで少し消して、ちょっとそれっぽくしていきます。
まぁ特に分かりませんが…(笑)さて、最後に残った大変な部分、雨ですが…(笑)
これはちょっと、かなりズル(笑)をしています。
プラグインフィルターの市販ソフトの中に[PowerTone」というソフトがあります。
これは一応、公式にはペインター対応ではないのですが、
なぜか6は動くので(5.5は動かなかった…(笑)…と言っても絶対動くとは言い切れません…メモリなども あると思うので)、使っているプラグインなのですが、ソフト名でなんとなくお分かりになるかと思いますが、CG上でアナログのトーンを貼る事が出来ます。
と言っても、トーンの種類はこのソフト側が提供してくれているものしか使えませんが…。
この中に、雨というトーンがあります。
黒色でこのトーンを作ると、右上図のようになります。
これをレイヤーに変換した後で、コピーペーストして同じレイヤーを2枚作ります。
着物と同じです。
この2枚のレイヤーを一番上におきます。
レイヤーは上から、雨1レイヤ―、雨2レイヤー、主線、人物塗り(枚数は色々(笑))、人物マスク、背景となります。
この雨1レイヤ―を効果→色調処理→ネガ変換で色を反転させた後で、合成方法をスクリーンに、
透明度を37%にします。
雨2レイヤーは、合成方法を輝度に、透明度は30%にします。
これで、なんとなくではありますが、雨と、雨にけむるという感じをだします。最終的に、全てのレイヤーを固定した後、照明効果の適用などで画面を落ち着かせて完成となります。
いかがでしたでしょうか…。
塗りに関しては、それぞれやり方があると思いますし、どのようなブラシを使うかによっても、全然違った結果になりますので、今回のはあくまで私の塗り方です。
ご参考などにしていただけると嬉しいです。

最後に今回使った水彩筆ブラシをダウンロードできるようにしておきました。
このブラシをダウンロード方法もあわせて説明していますので、ご参照ください。
ただし、それぞれ筆圧などが違うので、必ず同じような結果が得られるというものではありません。
これを参考にご自分のお気に入りの筆を作っていってください。
またブラシをダウンロード、またペインターの取り込んだ際に発生した不具合に関しては、こちらでは責任を負いかねますので、
使われる方の責任において対処してくださいますようお願いいたします。

水彩ブラシのダウンロード v6_suisai_chara.zip  ブラシの登録方法はこちらから


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