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Shiftキーで直線描画

フリーハンドのブラシで描画中にShiftキーを押しながら描画すると、垂直、水平、斜め45度のいずれかの直線を引くことができるのは既にご存じの方も多いと思いますが、Painter 12では、環境設定の次の項目のチェックを外すことでより便利に使うことができるようになります。
【環境設定】>【一般】
【ブラシストロークの角度をキャンバスの向きに合わせる】
このチェックを外します。
すると、用紙を回転した状態でShiftキーを押しながら、直線描画した場合、現在のキャンバスの回転角度に対して、垂直、水平、斜め45度の直線が描画できるようになります。

例えば、下描きした線に対して直線を引きたい場合、その線が垂直または水平になるように、スペースバー + Altキーなどで、キャンバスを回転させます。(自由変形の回転やキャンバスの回転ではなく、ツールの用紙回転ツールで一時的に回転させる機能のほうです)
そうすると、回転した状態の用紙に対して水平・垂直な線が引けるようになるので、Shiftキーでの直線の描画に対して自由度が上がります。
ファイル 59-1.jpg回転させて描画→ファイル 59-2.jpg

ファイル 59-3.jpg
このとき、キャンバスを非表示にして、透明グリッドが表示されるようにしておくと、透明グリッドのラインを下描きの線にだいたい合わせることで、どの程度回転させるかが分かりやすくなるのでおすすめです。(左図)


他のソフトのように自由な角度でShiftキーの直線が描ける…とまではいかないのですが、多少使えるようになるのではないかと思います。