進化した(?)デジタル水彩が売りのひとつであるPainterIXですが、新水彩も多少使い勝手が良くなって、色々ブラシも増えました…
という訳で、今回は水彩ブラシとスクリプトの配布です。
といっても、私の自作ではなく、水彩ブラシを沢山作って下さる零さんからのいただきものですvv
ご了解をいただいて、配布させていただくことになりましたので、是非どうぞ。
今回は、普通の描画を水彩or墨絵風に変えてくれるブラシ&スクリプトと、空と雲を描くためのブラシセットです。
一応、PainterIX日本語版発売記念(?)ということで、PainterIX対応のブラシになってます。
(Ver.8等の対応がどうしても欲しい場合は、要相談ということで…(笑))
ダウンロードしたファイルは解凍して、ブラシ用のXMLファイルとJPGファイル(取り込みブラシの為のもの)は、それぞれユーザー設定フォルダ内の「Brushes\Painter Brushes」内にある 「水彩」フォルダの中にコピーしてお使い下さい。
スクリプトは画像をモノクロにして水墨画風にするものと、カラー画像のまま水彩風の作品に仕上げるものがそれぞれ二種類あります。
必要ファイル v9_suisai.zip (489KB) ←ここからDLして下さい。
注)墨絵、水彩画風とも02の方がよりぼかしが強い感じに仕上がります。
これらのスクリプトは三種類のブラシ(W9、U9、U1-9)をそれぞれ、「PainterBrushes」内の「水彩」フォルダ内にコピーしたことを前提にして作成されています。
ペインターを開いた状態で「PainterBrushes」ライブラリを読み込み(インストール後の起動時の状態)「水彩」ブラシ内にこの三種類のブラシがあることを確認して、作業を進めて下さい。
もし、これらのブラシを他のブラシライブラリフォルダ等にコピーした場合は、スクリプトをテキストエディタで開き、該当のブラシライブラリ及びブラシ名を変更してお使い下さい。
それぞれのテキストフィルで変更箇所は4ヶ所
例
sumie01.txt、11行目の「variant "Painter Brushes" "水彩" "U1-9"」の「Painter Brushes」を使用するブラシバリアント名に「水彩」をブラシ名に書き換えます。
同様に16行目、41行目、50行目の4ヶ所あるので、それぞれ変更します。検索をかけると楽
スクリプトを使いたい画像は事前に開いておきます。
画像はキャンバスにある状態にしておいて下さい。
(レイヤーなどにある場合は、全て固定しておくか「クローン作成」でクローンを別に作成してそれに対してスクリプトを実行する)。
今回はサンプル用に提供していただいたものを使用します。
仕上がりは下左図のような感じになります。
同じく上右図はsumie02.txtをインポートしてスクリプト再生した画像です。
水彩風に関しては、色の雰囲気も出るので、Sumple02.jpgを開いてそれぞれインポート後、再生させます。
suisai01をスクリプト実行させた画像です。
スクリプトが上手く実行できない場合は、ご自分で以下のような方法で作業をすることが出来ます。
基本作業はこのような感じになります。
背景などに使うと、とても効果的になります。
次に、このスクリプトを応用させていただいて、写真を簡単に水彩画風にする方法を説明します。